
相談事例は個人が特定できないように加工しています。
物を投げるのは反抗する気持ちからなのか
Q. 2歳になる子どもがいます。前からあったのですが、最近は特に物を投げることが多くなりました。おもちゃに始まり、靴やお皿やスプーンまで投げます。止めようとしたり、投げちゃだめだよと言うと、ますます投げたり、泣いたり拗ねたりするばかりでうまく対応できず困っています。反抗期だから仕方のないことなのでしょうか。
A. ご相談ありがとうございます。
確かに2歳はイヤイヤ期と呼ばれる第一次反抗期の真っ最中で、多くのお母さんが同じようなことで困っていらっしゃいます。
1歳~2歳のお子さんがよく物を投げるのは自己主張をしているからだと言われていて、言葉でうまく気持ちを伝えられない代わりに、おもちゃなど物を投げて自分の気持ちを表現しているのかもしれません。
例えば、何かやりたいことが思うようにできない時やお母さんの注意を引きたい時など様々な場面が考えられます。
お子さんが物を投げる時、「やめなさい」「だめよ」の言葉がけだけでなく、「〇〇がしたかったんだね」「嫌だったんだね」などお子さんの気持ちに寄り添うような声をかけることも一つの方法だと思います。
子どもも、年齢を重ねていったり、自分でできるようになる、物を投げなくても自分の気持ちをわかってもらえると理解できれば少しずつ落ち着いていくと思います。
このくらいの年齢ですと、同じことでも根気良く、何度も繰り返し伝えることだと思います。それでも何度も繰り返す行動に、頭では分かっていてもお母さんのほうが参ってしまうこともあると思います。
その時は無理せずに、またいつでもご相談ください。